SPIと基礎能力検査(公務員試験)の違いとは?対策方法も一緒に紹介

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【28卒】基礎能力検査とは?SPIとの違いと市役所の試験の種類・対策

公務員の学力検査では「基礎能力検査(公務員試験)」と呼ばれる試験があります。

「基礎能力検査(公務員試験)」って何?どうやって対策すればいいの?SPIと何が違うの?などの悩みをもつ方もいると思います。

そこで今回の記事ではSPIと基礎能力検査についてそれぞれの違い、どちらが難しいのか、SPIや基礎能力検査で高得点を取るための対策方法について詳しく紹介していきます。

公務員を志望している方やこれからSPIを受験する方はぜひこの記事を参考に対策してみてください!

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結論:基礎能力検査とは、市役所など地方自治体の採用試験で使われる、言語・数的処理・社会への理解などをはかる筆記試験の総称です。中身は自治体によって教養試験、職務基礎力試験(BEST)、SCOA、SPI3などさまざまなので、まずは受験案内で試験の種類を確認することが対策の第一歩です。

この記事でわかること

  • 基礎能力検査・基礎能力試験とは何か(市役所と国家公務員での違い)
  • 市役所で使われる試験の種類と問題数・解答時間
  • SPIと基礎能力検査の違い、どちらが難しいか
  • SPIと基礎能力検査それぞれで高得点を取る対策
  • 基礎能力検査に関するよくある質問

基礎能力検査とは?市役所で使われる試験の種類

「基礎能力検査」は特定の1つのテストの名前ではなく、自治体が受験案内で「一次試験の筆記」を指して使うことが多い呼び方です。同じ「基礎能力検査」と書かれていても、中身が教養試験の場合もあれば、SPI3やSCOAの場合もあります。

市役所などの試験問題は、公益財団法人日本人事試験研究センターが提供しているものが多く、同センターは全地方公共団体のうち80.1%に問題提供実績があると公表しています(出典:高橋書店「公務員試験概要」2026年版。日本人事試験研究センターの公表情報をもとに作成されたもの)。主な試験の種類は次のとおりです。

試験の種類 問題数・時間 主な内容
教養試験 Standard(標準タイプ) 40題・120分(五肢択一) 知能分野20題・知識分野20題
教養試験 Logical(知能重視タイプ) 40題・120分(五肢択一) 知能分野27題・知識分野13題(自然科学の知識は出題なし)
職務基礎力試験 BEST-A 60題・60分(四肢択一) 論理的な思考力、言語的な能力、資料分析力、社会情勢への理解
SPI3 自治体の案内による 言語・非言語と性格検査。民間企業と同じ形式
SCOA 自治体の案内による 言語・数理・論理・常識・英語など幅広い分野をスピード重視で解く

教養試験・BEST-Aの数字の出典:出典:高橋書店「公務員試験概要」2026年版。日本人事試験研究センターの公表情報をもとに作成されたもの。なお、2024年4月から従来の「Light(社会人基礎試験)」は廃止され、職務能力試験BEST-Aと職務適応性検査BEST-Pが新設されています(同出典)。

基礎能力試験(国家公務員)とは?

「基礎能力試験」は、国家公務員試験で教養試験にあたる科目の名前です。2024年度から見直しが行われ、一般職(大卒程度)では出題数が40題から30題に減り、知識分野は時事問題中心になりました。

項目 国家一般職(大卒程度)の基礎能力試験
問題数・時間 30題・1時間50分
知能分野(24題) 文章理解10題、判断推理7題、数的推理4題、資料解釈3題
知識分野(6題) 自然・人文・社会に関する時事、情報

出典:人事院「国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)」の試験概要、2024年度以降。市役所の「基礎能力検査」と国家公務員の「基礎能力試験」は名前が似ていますが別の試験なので、検索するときや問題集を選ぶときは混同しないようにしましょう。

受験案内の表記から試験を見分ける方法

受験案内の書き方の例 考えられる試験 まずやる対策
「教養試験」「大学卒業程度の一般教養」 教養試験 Standard / Logical 数的推理・判断推理・文章理解
「職務基礎力試験」「BEST」 BEST-A・BEST-P 言語・論理・資料の読み取りと時事
「SPI3」「テストセンター方式」 SPI3 SPIの問題集で言語・非言語
「SCOA」「総合適性検査」 SCOA SCOAの問題集で幅広い分野
「基礎能力検査」とだけ書かれている 上記のいずれか 過去の受験案内・説明会・人事課への問い合わせで確認

受験案内に試験名が書かれていない場合は、前年度の受験案内や自治体の説明会で確認するのが確実です。SCOAだとわかった場合はSCOAの見分け方やSCOA対策を1週間で攻略する方法も参考にしてください。

 SPIと基礎能力検査(公務員試験)の違いとは

SPIとは民間企業が採用する際に、応募者の能力や人となりを知るために行う適性検査の1つです。

適性検査には様々な種類がありますが、一般的に多くの企業で使われているのがSPIです。

基礎能力検査とは、公務員試験で用いられる学力試験のうちの1つです。

市役所など小~中規模の地方自治体で使われることが多いです。

また基礎能力検査といっても、すべて同じ形式の試験ではなく、各自治体で使っている試験が異なります。

ここからはまずSPIと基礎能力検査の違いについて受験科目、解答時間、難易度の3つに分けて詳しくみていきます。

受験科目

SPIと基礎能力検査の一番の違いは受験科目です。

出題される科目数が違っています。

まずSPIでは能力検査と性格検査に分かれており、能力検査の言語(国語)・非言語(数学)、性格検査の3科目が一般的です。

(またSPIでは言語・非言語に加えて英語・構造把握という科目が追加されていることがありますが、英語・構造把握を導入している企業は限られていてあまり多くはありません。)

そして基礎能力検査では試験の種類や自治体によって出題される科目が異なります。

ですがSPIと比べると基本的に科目数は断然多いです。

たとえば大卒程度(上級)公務員試験は主に教養科目と専門科目に分かれています。

教養科目は以下のような細かい科目があります。

名前 内容
数的処理(一般知能) SPIの非言語と同じ感じ。数学的な思考力・推理力が問われる。
文章理解(一般知能) SPIの言語と同じ感じ。現代文と英文が中心で試験によって古文が出題されるケースもある。
人文科学(一般知識) 高校で習う社会科の問題が出される。日本史・世界史・倫理・地理など幅広い問題から出される。
自然科学(一般知識) 高校で習う理科と数学から出される。物理・化学・生物・地学・数学など幅広く出される。
社会科学(一般知識) 高校で習う公民・現代社会から出される。政治・経済・法律など幅広く出される。
時事問題(一般知識) 近年発生した政治・経済や国際情勢など時事問題が幅広く出題される。

専門科目の試験では専門択一試験、論文試験、専門記述試験など、公務員の種別によって出題内容が異なります。

このようにSPI・基礎能力検査では受験科目数が違っており、出題内容もそれぞれ変わってきます。

受けるかもとなったらまずは出題内容を調べておき、何の科目を対策すればいいのか把握しておきましょう。

解答時間

SPIと基礎能力検査では設けられている解答時間が違います。

SPIでは、言語・非言語分野の能力検査は、40~70分の制限時間で行われます。

性格検査の回答時間は、大体30分ほどです。

問題形式によって制限時間が変わるので、確認しておきましょう。

基礎能力検査では、試験の種別や自治体などによっても異なりますが、一般的に2~3時間ほどの解答時間が設けられています。

出題数は、SPIの場合は70問近くあるため、各設問にかけられる時間は1分ほどとかなり短いです。

公務員試験の場合では、出題数は40〜50問ほどあるため、1問あたり3分ほどで解答する必要があります。

制限時間を意識しながら練習しましょう。

SPIの時間配分については、こちらに詳しくまとめました。

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難易度

SPIと基礎能力検査では難易度が違っています。

SPIでは能力検査と性格検査があり、能力検査では言語・非言語(・英語・構造把握)が出題されます。

言語は中学で習う国語、非言語は中学で習う数学、英語は中学~大学受験程度の内容になっています。

目安としてSPIでは50~70時間ほどの勉強時間をとれれば、ある程度慣れてくるので基礎能力検査と比較すると難易度は低めな感じです。

出題範囲は幅広いですが、しっかりと対策すれば高得点は狙いやすいです。

先ほど紹介しましたが、基礎能力検査では出題科目がかなり幅広いです。

それに加えて内容も公務員の種別にもよりますが初級は中卒程度、中級程度は高卒程度、上級は大卒程度の知識が求められます。

SPIと比べて勉強内容や量など対策する幅が広いので難易度は高めです。

目安として自治体や公務員の種類にもよりますが、教養試験に加えて専門試験も課される大卒程度の試験では、数か月から1年程度の長期的な勉強が必要になることが多いです。

SPIも基礎能力検査も早め早めに対策をしたほうが後がラクになるのでおすすめします。

公務員試験とSPIの共通点や違い、併願する際のポイントについて解説している記事もありますのでご確認ください。

SPIと公務員試験は似ている?違いは?両方受ける際の注意点も
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 SPIと基礎能力検査はどちらが難しい?

結論として基礎能力検査がSPIと比べると難しいといえます。

しかし自治体やレベルによっては基礎能力検査は高校1~2年程度の教科書レベルのこともあるため、たくさんの時間をかけなくても適切に対策をすれば高得点が狙えるといえます。

次からはSPI、基礎能力検査で高得点を取るための具体的な対策を紹介します。

 SPIで高得点を取るための対策

まずSPIで高得点を取るための対策をみていきます。

主に以下の5つです。

  • 出題形式の把握
  • 1冊の問題集をくり返す
  • 苦手な分野・問題を何度も解く
  • アプリを使う
  • 解答時間を意識して解く

それぞれ詳しくみていきます。

出題形式を把握する

まずは大事なのが志望する企業ではSPIが使用されているのか、どの形式で受検するのかといった出題形式を知ることです。

形式によって問題の内容だけでなく、受ける場所、使える持ち物や回答の仕方が変わってきます。

パソコンなのかペーパーなのか、自宅受験なのか試験会場に行くのか、本番は何を持っていけるのかなどを知ってからそれに合わせて対策をしていきましょう。

出題科目や傾向、体験談なども一緒に調べておくと大まかにイメージをつかめるので、対策しやすくなります。

使える時間は限られているので、効率よく点数をとるためにも出題形式は必ず把握しておきましょう。

1冊の問題集を繰り返す

問題集は1冊をくり返し何度も解くのがおすすめです。

1冊をくり返し解くことで、自分の得意・苦手な分野がみえてきます。

ある程度くり返して問題に慣れたら苦手な分野に焦点をしぼって対策すればいいので効率的に進められます。

また初めはわからなかった問題も解説を参考に何度も解くうちに解き方を覚えてきます。

色んな問題集に手を出してしまうと、解説にばらつきがあったり、解きはしたけどいまいち理解できてないといったような中途半端な理解にもなりかねません。

なのでまずは自分に合った問題集を1冊、完璧になるまでくり返し解きましょう。

苦手分野・問題は反復する

苦手な分野・問題は解説を見なくても解けるくらいに反復して練習しましょう。

SPIでは出題パターンが決まっているので、苦手な分野が多いと本番で詰みます。

できる限り苦手な分野・問題はなくすのが点数を多くとる近道になります。

そのため問題集をくり返し解き、自分の苦手を把握したら、そこは重点的に取り組み公式や解くコツを覚えましょう。

自然に解けるようになるまで時間をかけて演習するのがカギです。

アプリを活用する

就活は効率的に行うのが大事です。

使える時間は限られているので、通学や移動時間、待ち時間などのちょっとしたスキマ時間に対策するのがコツです。

そういったスキマ時間に使いやすいのがアプリです。

SPI全体で模擬試験のように受けられるものや、言語・非言語に分かれているものなど種類も様々あります。

そのとき自分が対策したい内容に合わせて選びましょう。

解説もちゃんとあって意外と便利なので1つだけでも入れておくのがおすすめです。

解答時間を意識して解く

最後の対策としては解答時間を意識して練習することです。

SPI本番では制限時間が設けられています。しかし本番なので緊張もあります。

時間をかければ解ける問題が制限時間の焦りから、落ち着いて解ければ解けたのに解けない、最後までたどりつけなかったなんてことがあります。

そのため時間を意識し、本番を想定して解くのが大切になります。

問題集を何度も解き、ある程度問題の傾向や解き方をつかめたら、制限時間を決めて問題に取り組みましょう。

目安としては、言語分野は1問につき40秒、非言語分野は1問につき80秒です。

問題集によっては解答時間の目安が書かれていることもあるので参考にしてください。

本番ではどうしても余裕がなくなるので、時間を意識して解けるように少しでもすばやく解けるように練習しましょう。

また、問題を一度読んで理解できない問題や10秒悩んでわからない問題は飛ばすなど、自分なりにルールを決めておくとペースが乱れないので焦らず取り組めておすすめです。

形式に限らずどの試験でもすばやく正確に回答する必要があります。

また別の話にはなりますが実はSPIの裏技としてLognaviを使うと無料でSPI模試ができるだけでなく、自分の偏差値も出ます。解説もついてます!

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実際の偏差値で自分のSPIの出来を判断した方が正確で対策しやすいですよ。

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 基礎能力検査で高得点を取るための対策

ここからは基礎能力検査で高得点を取るための対策について紹介します。

主に以下の5つです。

  • 基礎能力検査の形式を知る
  • 志望する自治体を決める
  • 試験日程を知る
  • 一般知能分野から対策する
  • 問題をくり返し解く

詳しくみていきます。

基礎能力検査の形式を知る

まず大事なのが基礎能力検査の形式を知ることです。

基礎能力検査には種類があり、それぞれ出題内容が違っているのでどんなものが出されるのか知ることが必要になります。

最も有名なのが「SCOA総合適性検査」です。

SCOA総合適性検査は、ひとりひとりの個性を理解し、持ち味を生かすことを目的として、1985年に開発されました。

一人ひとりを多面的に評価するために、「知」「情」「意」の3つの側面で個人を評価することが特徴です。

またSCOAの特徴として短い時間で問題を解答していく必要があり、スピード性が大事になる試験です。

このように筆記試験として使われる基礎能力検査には種類があるため、まずは特徴を知りどんな計画を立てればいいかを考えていきましょう。

志望する自治体を決める

志望する自治体を決めるのもとても大切です。

くり返しになりますが自治体によって筆記試験で出される内容が違います。

対策内容が大きく変わってきてしまうので自治体を決め、どんな筆記試験が使われているのか、その筆記試験の出題内容や分野を調べましょう。

志望する自治体を決めて、いつまでに何を勉強したらいいのかある程度計画をたてるのが重要です。

試験日程を知る

いつまでにどのくらいできているとよいか、スケジュールを立てるために試験日程を把握しましょう。

自治体によって会場や日程が変わるので要チェックです。

そこから逆算してスケジュールをたてていきましょう。

一般知能分野から対策する

筆記試験では教養科目と専門科目があります。教養科目では一般知能分野と一般知識分野の2つに分かれています。

一般知能とは、計算能力が求められる「数的推理」、論理的な思考力が求められる「判断推理」、グラフや図表などのデータを読み解く「資料解釈」、現代文・英文・古文をすばやく読みその内容・主旨が問われる「文章理解」の4科目の出題があります。

また、数的推理では計算問題で、判断推理では展開図や軌跡などで、平面図形や立体図形も出題されます。

一部の公務員試験では、これらの数的推理や判断推理の図形問題を、「空間概念」「空間把握」という科目として出題することもあります。

文章理解に関しては、長文を読みその内容に沿った選択肢を選んだり、複数の文章の適切な順序を選ぶといったSPIの言語に似た問題が出題されます。

大半は現代文か英文で、古文・漢文が出ることは稀です。

一般知識(知識分野)とは、高校で学習する社会科学、人文科学、自然科学の3分野に分かれてます。

国家総合職など難関と言われる公務員試験を除き、一般的な公務員試験なら、基礎~標準問題が中心になるので、対策はしやすいです。

一般知能分野で出題される文章理解と数的処理はどの試験でも頻出です。

問題量も比較的多く出される傾向にあるため、まずはここを落とさないようにしっかり対策することが重要です。

解き方のコツや公式を自然に出てくるまでくり返し取り組みましょう。

問題をくり返し解く

SPI・公務員試験に限らずおすすめなのが問題をくり返し解くことです。

何回も解くことで問題の傾向をつかむことができ、自分は何が苦手なのか得意なのかを把握できます。

しかし公務員試験は出題範囲が広く問題量も多いため、難易度が高く正解率がそこまで上がっていないと言われています。

なのでまんべんなくどんな問題ができても解けるに越したことはないですが、科目を絞り、どうしてもできない科目は捨てることも選択肢の一つです。

効率的に学習を進めるためにどれくらい筆記試験に時間を割けるのか、逆算して考えましょう。

基礎能力検査の例題|どんな問題が出る?

ここでは、教養試験やBESTで出やすい分野をイメージできるよう、当サイトで作成した例題を紹介します。実際の試験問題ではありませんが、難易度の感覚をつかむのに役立ててください。

例題1:数的推理

ある仕事をAは12日、Bは6日で終える。2人で一緒に行うと何日で終わるか。

答え:4日。1日にAは1/12、Bは1/6を進めるので、2人では1/12+1/6=1/4。全体を終えるのに4日かかります。SPIの非言語の「仕事算」と同じ考え方です。

例題2:判断推理

P、Q、Rの3人のうち1人だけが本当のことを言っている。P「Qはうそつきだ」、Q「Rはうそつきだ」、R「PもQもうそつきだ」。本当のことを言っているのは誰か。

答え:Q。Qだけが正直だとすると、Rの発言はうそでPの発言(Qはうそつき)もうそになり、条件に合います。他の人を正直と仮定すると、正直者が2人になるなど矛盾が出ます。

例題3:資料解釈

ある市の人口が昨年10万人で、今年は前年比2%減だった。今年の人口は何人か。

答え:98,000人。100,000×0.98=98,000人です。資料解釈では、増減率を使った計算を素早く正確に行う力が求められます。

SPIと基礎能力検査の対策の重なり

分野 SPIで対応する分野 重なり具合
文章理解 言語(長文読解) 大きい
数的推理 非言語(仕事算・割合・速さ) 大きい
判断推理 非言語(推論) 中くらい(図形・空間把握は別途対策が必要)
資料解釈 非言語(図表の読み取り) 中くらい
知識分野・時事 なし 小さい(別途対策が必要)

このように、知能分野はSPI対策がかなり活きます。民間企業と併願する人は、まずSPIの非言語で計算の土台を作り、そのうえで判断推理の図形問題と時事を追加で対策すると効率的です。SPIを本番に近い形で練習したい人はSPIテストセンター模試の受け方|無料サイトと例題、問題集選びはSPIのおすすめ問題集対策本を参考にしてください。

 公務員試験でSPIを導入している自治体は増えている

近年では応募者数を増やすため、公務員志望のハードルを下げるためにといった背景から民間企業との併願ができるように、民間企業と同様に「SPI」「玉手箱」「TG-WEB」などの適性検査を利用する自治体が増えてきています。

民間企業の採用を受けている就活生は、SPIの勉強することがほとんどです。そのため、民間企業と公務員を並行して受けるとなると、両方の勉強が必要になり、就活生の負担はかなり大きいです。

そのためSPIなどの適性検査を公務員試験の代用として取り入れることで、民間企業と並行して公務員を目指す就活生の負担が減り、試験を受けやすくなり自治体は受験人数を増やすことができます。

つまりSPIの勉強がそのまま公務員試験対策になることがあります。

どっちも受けたい就活生にとってとてもありがたいですね。自分が受ける自治体が何の試験を使っているのか事前にしっかり確認しましょう!

あわせて読みたいSPI関連記事

基礎能力検査に関するよくある質問

基礎能力検査とSPIは同じものですか?

同じではありません。基礎能力検査は自治体の筆記試験を指す呼び方で、中身がSPI3の自治体もあれば、教養試験やBEST、SCOAの自治体もあります。受験案内で試験の種類を確認しましょう。

基礎能力試験と基礎能力検査の違いは何ですか?

「基礎能力試験」は国家公務員試験の科目名で、一般職(大卒程度)では30題・1時間50分です(出典:人事院「国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)」の試験概要、2024年度以降)。「基礎能力検査」は市役所などの筆記試験を指すことが多く、中身は自治体ごとに異なります。

職務基礎力試験(BEST)はSPIと何が違いますか?

BEST-Aは日本人事試験研究センターが提供する試験で、60題・60分で論理的な思考力や言語的な能力、資料分析力、社会情勢への理解を確認します(出典:高橋書店「公務員試験概要」2026年版。日本人事試験研究センターの公表情報をもとに作成されたもの)。SPIと比べると、時事や社会情勢に関する問題が含まれる点が特徴です。

基礎能力検査の勉強はいつから始めればいいですか?

試験の種類によって必要な勉強量が大きく変わります。SPI3やBESTなら民間企業のWebテスト対策と同じ時期から、教養試験なら数か月前から計画的に始めるのがおすすめです。

公務員と民間企業は併願できますか?

SPI3などを使う自治体なら、民間企業の対策をそのまま活かしやすく併願しやすいです。併願のポイントはSPIと公務員試験は似ている?違いは?で詳しく解説しています。

 まとめ

今回はSPIと公務員試験(基礎能力検査)の違いについて紹介しました。いかがだったでしょうか。

情報を集めて効率的に進めていくのがカギになります。頑張ってください!応援しています。

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  • この記事を書いた人

就活の名人/菊池英夫

就活に全落ちして就活を研究してたら就活の名人になりました。SNSフォロワー3万人突破。年間500万人が読む就活メディアを運営。2000人以上の就活生の相談に乗ってきました。就活メディアを運営するビューイング株式会社創業。

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