SPIと公務員試験は似ている?違いは?両方受ける際の注意点も

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【28卒】SPIと公務員試験は似ている?違いは?両方受ける際の注意点も

「SPI」と「公務員試験」、どちらも就活の採用試験に出てくることでおなじみです。簡単に説明すれば、株式会社〇〇会社のような民間企業で良く出るのが「SPI」。学校の先生や警察官などの公務員で出てくるのが「公務員試験」です。それぞれの仕事に適した試験内容が用意されています。

それぞれの試験内容をしっかり勉強出来れば良いのですが、中には「併願」を希望する学生もいます。その際、どっちも勉強しなきゃいけないけど範囲も問題量も多くて大変だ、と目を回していませんか?二兎を追う者は一兎をも得ずということわざがありますが、その通りになるのは避けたいですよね。

そこで、SPIと公務員試験に焦点を絞って、共通点や違い、併願する際のポイントについてこの記事で解説していきます。第一志望は公務員だけど、興味がある民間企業も受けてみたい、と意欲的な学生のためにも、この記事を読んで一緒に対策していきましょう!

ちなみに無料で手に入るSPI問題集があって、かなり有用です。200問あるのと解答と解説が詳しく書かれています。

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 SPIと公務員試験は似ている?

この疑問を感じた人は、自信を持ってください。その感覚、当たってます!

実は、民間企業も公務員も試験内容をよーく見ると、似ている問題がチラホラあるんです。どちらの試験問題も基本は義務教育で学んできた内容が出題されています。ちょっと、こちらの表を見てください。

 

試  験 内  容
民間企業はこちら

『SPI試験』

言語分野
非言語分野
性格検査
公務員目指すなら

『公務員試験』

数的処理   文章理解
社会科学   自然科学
人文科学   その他論文試験
専門記述試験 専門択一試験など・・・

 

SPIの勉強をしている人なら、すでに気付きましたよね?公務員試験にある『数的処理』は数学の問題なので非言語分野であり、『文章理解』は国語の問題なので言語分野、という似ている要素が見えてきます。

ここで勘のいい学生は、気付いてしまうかもしれません。

『似ている問題を勉強したら一石二鳥では・・・!!』と。

勉強時間は限られています。有効に使うためには、この似ている問題がSPIと公務員のどの問題に該当するのか、把握しておく必要があります。

SPIの最新の例題過去問を公開しているので、比較する際に参考にしてみてください。

SPIと公務員試験の共通点

さきほどもチラっと話をしましたが、SPIと公務員試験の問題を似たもの同士で組み合わせるとこのようになります。

 

SPI:非言語分野 / 公務員試験:数的処理

特徴→どちらも数学的な問題が出題されます。

 

SPI:言語分野 / 公務員試験:文章理解

特徴→どちらも国語的な問題が出題されます。

 

また、近年では公務員試験にSPIを取り入れている企業も増えてきました。これは学生に対して、公務員専用の試験対策をしなくても応募しやすいようにと、SPIの導入を始めたからです。どこの業界にも言えますが、民間企業も公務員も人手不足は深刻化しています。応募する学生の数を増やすために、お互いに色々な工夫をしているのも共通点の一つでしょう。

そんな共通点はちょっと隣に置いておき、数学的問題、国語的問題の共通点についてもう少し深堀してみましょう。

「SPI:非言語分野」と「公務員試験:数的処理」

それぞれの出題範囲は、このようになっています。

試  験  内  容

SPI:非言語分野 公務員試験:数的処理
推論 数的推理
場合の数 判断推理
確率 資料解釈
損益算 他 空間把握

 

公務員試験で『数的処理』の問題数は他の問題に比べると出題数が多いという特徴があります。だいたい30%~40%の割合で出題されます。つまり、この数的処理の問題でどのくらい点数が取れるか、で公務員試験の合否が決まるくらい、とても大事な問題になります。

この数的処理の問題ですが、出題レベル的にはSPIと同じ『中学生の数学レベル』になります。公務員試験となると『難しい』『レベルが高い』とハードルが高そうに見えますが、よーく見てみると中学生で習った数学の問題が出題されています。どうですか?3mmくらいは、ハードルが低くなりましたかね?

SPIでも公務員試験でも、共通して『問題を処理する』という能力が求められています。問題文をよく読み、何について答えればよいかを理解しなければなりません。数学的知識を用いて解答の仕方を理解出来ているか、応用問題にはどう対応して解答するか、という部分が見られています。

対策法としては『問題の解答方法の考え方をパターン化する』ことです。パターン化することで、似たような問題が出ても安定して点数を稼ぐことが出来ます。SPIも公務員試験の問題も、問題集と一字一句同じ問題は出てきません。あくまで似ている問題が出題されます。

問題文がちょっと違うだけで、今まで解けた問題が急に解けなくなってしまう場合もあります。それを防ぐために問題文を読み込み、どの解答方法が使えるかをパターン化しておくと、似たような問題が出題されても解くことが出来ます。

出題された問題をよく読む

↓

どの解答方法パターンが有効か考える

↓

パターンにあわせて問題を解いていく

このような流れを頭の中で組み立て、問題を解くよう意識していきましょう。

ちなみに、実際の試験問題ではこの数的処理の問題が出てきたら5割を目標に得点を取れるようにしましょう。というのも、多少の誤差はありますが合格ラインの目安が6割と言われています。数的処理は全体でも30%~40%を占めていますので、ここで5割取れておくと、他の問題で得点をカバーすることが出来ます。全て解答することも大事ですが、自分が解ける問題を確実に解く、ということも忘れないようにしてください。

非言語分野も、数的処理も、どちらも日々の勉強の積み重ねが大事になってきます。一長一短で覚えられるものでもないので、コツコツと勉強していきましょう。

SPI非言語の攻略のコツや時間配分について解説している記事もあるのでぜひチェックしてみてください!

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「SPI:言語分野」と「公務員試験:文章理解」

それぞれの出題範囲は、このようになっています。

試  験  内  容
SPI:言語分野 公務員試験:文章理解
二語関係 現代文
熟語 英文
長文理解 他 古文

 

SPIの言語分野で出題される問題は、公務員試験の文章理解を単純にしたものが多いです。SPIが公務員試験に比べて難しくない、と感じるのはこういう所からでしょう。そのため、公務員試験の勉強だけで、言語分野に関してはある程度カバー出来ます。

ただし、公務員試験の問題内容には出てこない問題が言語分野にはあります。特に『二語の関係性』『語句の意味』『語句の成り立ち』などは公務員試験では見かけません。SPIの問題集で一度どのような問題なのか確認しておくとイメージがつかめます。確認して、難しそうだなと感じた場合は、いくつか問題を解いて出題形式を理解しておきましょう。

この文章理解という問題ですが『出題された文章問題を読み、聞かれている問題に対して理解する能力』を試験しています。実は公務員で一番求められている能力として『瞬時に内容を理解すること』があげられます。警察官で例えると、事件が発生して情報が伝えられると、その内容からどのような事件なのかを瞬時に理解・判断し、対応しなくてはなりません。もちろん民間企業でも必要な能力ですが、公務員はそれだけレベルが違うという事が感じ取れます。

「たかが文章を読み解く力でしょ?」と甘く見ていると、文章理解の問題はゲキムズになります。さきほど『理解する能力』を試験しているとお伝えしましたが、深堀りすると『論理的に文章を理解する能力』が求められているのです。話の道筋を立て、正しい順番で話したり考えたりすることを論理的と言いますが、これを自由に解釈して文章を理解してしまうと、当然ミスがおきます。そうならないために、相手の立場に立って考え、何を言いたいのか、伝えたいのかを理解することが大事になります。

対策法としてオススメなのが『速読』です。文章理解に出てくる問題ですので、文章を読み込まなくてはいけません。文章を読むのが苦手、同じ所を何度も読んでしまう、という人は、文章に慣れていないことが原因です。現代では『活字を読む』という機会も減ってきています。まずは新聞や小説といった活字を読む機会を日常生活に少しずつ取り入れていきましょう。慣れてきたら文章の中から重要な語を見極められるようになるので、文章理解の問題を解くときも要点を掴みやすくなります。

先ほどの『非言語分野・数的処理』と異なる点としては、練習問題を解くならまだ解いたことがない問題を解く、ということです。『非言語分野・数的処理』の場合はパターンを理解するために繰り返し何度も似たような問題を解いたり、1冊の問題集を何度も解くことをオススメしてきます。ただし『言語分野・文章理解』の場合、同じやり方では効果が期待できないのです。

『瞬時に内容を理解する』能力を試験しているので、一度解いたことがある問題では『過去の記憶を思い出して解いている』ということになります。ゆえに一度の問題を解くことがいかに大事になってくるかが分かります。解答後の答え合わせの際に『正解を選ぶためにはどうすればよかったか?』『気を付けるポイントはどこか?』をしっかりと分析するようにしましょう。この分析が次の問題を解くときに活きてきます。1問ずつ大事にしながら要点の理解力を高め、解答のポイントを抑えながら練習問題を解いていきましょう。

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【28卒】SPI練習で受けられる踏み台企業115社一覧!esなしも必死でまとめたに具体的な企業を書いたのでその記事を参考に受けてみるのがおすすめです。

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【28卒】SPI練習で受けられる踏み台企業115社一覧!esなしも必死でまとめた

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SPIと公務員試験の違い

今までは似ている所について解説してきましたが、全てが似ている訳ではありません。もともとは民間企業用、公務員用として試験に用いられてきた試験ですので、違う点もあります。はっきりと分かる違いは全部で3つ。

  1. 受験科目
  2. 難易度
  3. 解答時間

受験科目

\ 受験科目についてまとめた表がこちら /

試  験 内  容
民間企業はこちら

『SPI試験』

言語分野
非言語分野
性格検査
公務員目指すなら

『公務員試験』

数的処理   文章理解
社会科学   自然科学
人文科学   その他論文試験
専門記述試験 専門択一試験など・・・

 

内容数はSPIの方が少ないですが、実は出題範囲は公務員より広いです。目先の情報に惑わされないよう、しっかり中身の確認もしましょう。

範囲が広い時は、頻繁に出題される問題から対策していくと効率よく対策勉強が出来ます。『数的処理』『文章理解』は頻繁に出題されますので、まずはここから始めてみてはいかがでしょうか?

難易度

結論から言えば、公務員試験の方がSPIの問題よりも難しいです。これには理由があり、専門的な知識や技術が必要になり、総合職や一般職とは違うレベルを求められるため、SPIに比べると難易度が高くなっています。

それに対しSPIは中学~高校で習う問題がメインです。基礎的な問題が出題されるので、問題集1冊を繰り返し解くことで傾向と対策が出来ます。公務員試験に比べて優しいとはいえ、当時習った公式を忘れかけている人も居ます。また問題の出題傾向になれていないと、いくら公式を覚えていても、どの問題でどの公式を使うか分からない人もいます。解答に制限時間が設けられているので、スピードも求められますので、対策が必要になります。

SPIも公務員試験もどちらにも大事なことですが、練習問題を繰り返し解き、苦手な問題を1つでも多く減らしていくことを意識してください。問題のレベルは中学~高校生で習った問題ばかりです。出題される問題はあなたの頭を悩ませるような形で出題されるかもしれませんが、公式と解き方さえ理解・把握していれば決して解けない難題ではありません。練習問題を解くときも、最初は時間がかかっても大丈夫ですので、問題集の問題を解いていきましょう。

視点を変えれば、採用人数も決まっている公務員の場合、倍率も高くなります。民間企業とは違い、公務員の場合は成績上位の人から採用されていくので、合格ラインを超えていても採用のために上位を目指さなくてはいけないケースがあります。

ただし、倍率が高いから難易度も高いという式にはなりません。公務員ですので、欲しい人材や求めている人材が決まっている場合もあります。そのため募集人数がもともと少ないケースもあり、そこに応募者が多数くると倍率は高くなりますよね。逆に倍率は低いけど、企業側で出してくる試験内容が難しい場合もあります。『倍率』というものさしで合格の有無を測ることはオススメしません。自分できちんと企業リサーチして、この職場で働きたい、この仕事をしたい、と思える企業へ就活していきましょう。

解答時間

SPIの場合
言語分野・非言語分野の問題は40~70分程度。

性格検査の問題は30分程度。

※問題形式によっては、上記の解答時間が変わるので確認は必要になります。問題数も多いため、1問あたりに1分~2分程度しか時間をかけることが出来ません。瞬時な理解・判断とスピードが求められます。

 

公務員試験の場合
一般的には2~3時間程度。

※受ける試験の職種や種別、各自治体ごとによって問題や解答時間に差分はあります。自分が受ける試験の時間は必ず確認しておきましょう。難易度も難しいので、1問あたり3~4分弱での解答が理想です。SPIよりも念入りの対策が必要になります。

SPIの時間配分のコツをまとめているのでご確認ください。

SPIと公務員試験を併願する際のポイント

公務員と民間企業への就活を併願している学生は普通にいます。公務員試験に落ちてしまっても、併願していた民間企業から内定をもらった、という先輩もいました。自分の就職先を一本に絞るのも良いですが、視野を広げて就活することも大事です。

視野を広げたことで、自分にはこの企業は合わない、働くイメージが浮かばない、と方向性が変化する場合があります。これは決して稀なことではないので、周りを気にせず自分が目指したい仕事について進んでいきましょう!

併願すると決めた時に、これだけはやってほしいことは5選!!

  • 両試験の違いを把握しておく
  • 公務員試験を中心に対策しておく
  • SPIの問題も把握しておく
  • SPIの性格検査の内容を把握しておく
  • 学習時間を確保する

両試験の違いを把握しておく

違いについては先ほど『SPIと公務員試験の違い』で解説しましたが、この3つです。覚えていますか?こちらでしたね。

  1. 受験科目
  2. 難易度
  3. 解答時間

また、違いを把握する時にあわせて調べて欲しいのが、自分が志望する企業や自治体ではどのような選考方法を行っているのか、という事です。

実は従来であれば、民間企業はSPI、公務員は公務員試験、という内容でしたが、現在は変化しています。というのも、公務員試験からSPIを取り入れる都道府県も増えてきています。例えば、行政職(事務職)の試験でSPIを導入している都道府県はこちらになります。

茨城県、群馬県、福井県、長野県、滋賀県、京都府、大阪府、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、香川県、愛媛県、長崎県、大分県、宮崎県、鹿児島県

計 18県

関西・九州といった西日本での導入が増えている一方、北東北ではまだ導入はされていないようです。この記事も全国様々な学生さん達が見ていると思います。自分が働きたい都道府県の情報を調べてみたり、行政職(事務職)以外の試験内容はどうなっているのか、リサーチは必要になります。

公務員試験を中心に対策しておく

併願する場合、勉強時間確保のために難易度の高い公務員試験の内容を中心に勉強を進めましょう。SPIと公務員試験の問題内容には似ている範囲もあることを解説してきました。それを踏まえ、似たような所に勉強時間をかけるのではなく、一度の勉強で両方の範囲を網羅できる方を優先的に選ぶことが大事です。

予備知識として頭の片隅に入れておいて欲しい情報として、公務員試験に必要な勉強時間は『約1000時間』と言われていますし、それだけ難易度が高いです。採用試験の日までの残り日数から最低限必要な1日の勉強時間を割り出し、毎日コツコツと進めていきましょう。

 SPIの問題も把握しておく

公務員試験を中心に勉強を進めましたが、SPIの試験問題も何が出ているか一度見ておいて欲しいです。SPIと公務員試験は似たような問題があると述べましたが、公務員試験には出てこない問題がSPIには存在します。併願を希望している学生で採用試験にSPIを実施している企業がある場合は、必ずSPIの問題も把握することをお願いします。

可能であれば、SPIの参考書や問題集を1冊購入して、一通り問題を解いてみます。一通り解くことで、自分がどの問題を得意不得意なのかが分かります。また問題の出題傾向や形式を具体的にイメージすることができます。特にSPIの非言語分野は繰り返し問題を解くことで公式が頭に入り、問題の解き方を覚えることができます。公務員試験には出てこない部分の問題だけでも、繰り返し解いてみましょう。

公務員採用にSPIを導入している都道府県もあります。また、情報が新しくなれば、導入する都道府県が増えるケースも考えられます。対策しなかったから、問題が分からなかった、という悔しい思いをしなくても済むよう、出来る限り対策はしていきましょう。

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なんとオススメのSPI問題集を紹介していて、リンク付きなのでAmazonから購入することも出来ます。さらに勉強方法や成功者の体験談などもあり、モチベーションアップに繋がります。記事を読むだけでも『文章を読み解く力』が鍛えられますよ!

SPIの性格検査の内容を把握しておく

SPIの性格検査で『人柄やあなたの思考を確認』することが出来ます。あなたの性格や価値観などを性格検査で数値化して、採用時の判断材料や採用後の教育研修などで企業側が使用します。測定内容として、こちらも検査されています。

  • どのように人と接して関わるか?
  • 自分の目標に対する考え方は?
  • 仕事への取り組み方はどうか?
  • 適応しやすい仕事の業務内容は何か?
  • どのような職場の雰囲気に適応しやすいか?

こちらの5つについて300問近い問題数に解答します。SPIなので制限時間が決まっています。ポイントとしては、極端な解答にならないようにすること。300問近くもあるので、似たような問題が何度か出てきます。前に答えた内容と矛盾が生じないように気を付けながら解答していきましょう。

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ちなみに、公務員試験では『適性検査』というものがあり『性格適性検査』『職場適応性検査』などがあり、試験によっては計算や図形の問題が出てくる場合もあります。

学習時間を確保する

公務員試験の勉強時間が約1000時間必要ということをお伝えしましたが、それだけ学習時間を確保して勉強しないと解答するのが難しいです。また私たちの日常生活でもやるべきことがたくさんあり、勉強時間を意識して確保しないとどんどん削られてしまいます。

先輩から聞いた話ですが『公務員を希望するなら、採用試験の1~2年前から勉強を始めておくこと』と聞きました。仮に1日3時間の勉強を365日毎日続けると1095時間になります。学校が休みの日であれば、3時間以上の勉強時間を確保することも出来るでしょう。

ただし、勘違いしてはいけないのが『1000時間勉強したから、必ず試験に合格する』ということではありません。1000時間を満たしていない人でも合格するケースは十分にあります。その違いは勉強内容の質です。ダラダラと勉強してもなかなか覚えることは出来ません。逆に集中力をもって勉強することで頭の中に入り、様々な公式も覚えることが出来ます。『どのような勉強をしてきたか』という結論が公務員試験の結果に反映されてきます。質の高い勉強が出来るよう、スケジュールを管理して学習時間を確保しましょう。

サークル活動にアルバイト、家事・炊事・・・とやることがたくさんで学習時間の確保がどうしても難しい人は『スキマ時間』を活用しましょう!電車での移動時間や、10分~15分といった学校の休み時間などの短いスキマ時間を上手く使うことが大事です。参考書や問題集を公共交通機関内で広げるスペースが厳しい人は、スマホアプリでの勉強をオススメします。

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今後自治体でもSPIが導入される

都道府県の公務員試験にSPIが導入されつつある昨今ですが、自治体でもその動きは広がっていくと予測されています。少子高齢化だけではありませんが、2010年代以降から全国の職員採用試験を受験する数が減っていて、各自治体も職員採用という課題と向き合い続けています。

その中でも採用試験にSPIを導入することで、受験者である学生の勉強の負担を軽減したり、SPIにすることで受験へのハードルを低くしたりと、出来る限りの試行錯誤を進めています。この導入については、若者人口が少ない地方をイメージする人も多いかもしれませんがそんなことはありません。実際問題、都会も地方も関係ありません。例えば、東京都の町田市では従来の教養や一般知識が中心だった筆記試験をやめて、SPIを導入しています。

SPIを導入した自治体の中には、従来の筆記試験も選べるように残しているケースがあります。応募者にどちらで受けるか選んでもらうためでもあります。さらに、SPIを導入したことにより、難易度も優しいSPIを選択する応募者が増えます。そのためSPI試験を通過する人も多くなりますので、自治体側ではその後の面接のハードルを高めに設定している場合があります。

自治体によっては、自己PRやプレゼンテーション、小論文などの筆記のような選考を実施するところもあります。面接部分では、自分の人間性や人柄、価値観などをしっかりアピールしましょう。面接が決まったら、学校の先生や友達に面接練習をしてもらい、ほどよい緊張感で面接に挑めるように頑張りましょう。

東京という都市部に存在する町田市のように、実際に今まで公務員試験だった内容をSPIに変更する、という決断は大きかったと思います。しかし学生側から見てもこれはメリットであり、勉強時間の短縮につながります。就活は試験勉強だけではありません。エントリーシートを書いたり、面接練習したりと、貴重な時間がいろんな場面で消費されていきます。時間は有限です。無駄にしている時間は何一つありません。

自分が受験する際は、企業側がどのような採用試験内容を用意しているか確認しましょう。就活は情報戦です。常に最新の情報を受け取れるように、アンテナを張っておきましょう。

体験談

大学3年の10月25日、私は地方自治体のインターンシップ選考と、並行して進めていた大手政府系金融機関のWebテストを同時に控えていました。

民間就活と公務員試験を両方見据えていた私は、数的処理の勉強をしているからSPIなんて余裕で突破できると完全に高をくくっていたんですよね。

その日の夜、民間企業の選考として通算4社目となるWebテストの画面を開いた瞬間、私の傲慢さは一気に打ち砕かれました。

パソコンの画面いっぱいに表示されたのは、公務員試験の過去問で見たようなじっくり考える問題ではなく、短い制限時間タイマーがチクタクと減っていく非言語の計算問題でした。

1問目から計算のスピードが全く追いつかず、5問目を解く頃には頭が真っ白になり、ただただマウスを握る手が震えるばかりでした。

結局、時間切れで画面が強制終了し、その3日後に届いたメールを開くと「誠に残念ながら」というお決まりの不合格通知が目に飛び込んできました。

公務員試験の勉強を何ヶ月も頑張ってきたプライドがズタズタになり、自分のこれまでの努力が全否定されたような深い絶望感を味わいました。

なぜこれほど解けなかったのか納得がいかず、お祈りメールを見た直後に、スマホで「公務員試験 数的処理 SPI 違い」と夢中で調べ始めました。

そこでようやく、公務員試験は「じっくり考えて難問を解く力」を求めているのに対し、SPIは「限られた時間で正確に大量の処理を行う力」を測っているのだと気づきました。

似ているようで、求められるスピード感や問題の性質が180度違っていたんですよね。

完全に戦い方を間違えていたことに気づき、愕然としました。

翌日から焦って対策を始め、まずは公務員試験の参考書を脇に置いて、SPI専用の『最速の内定獲得のためのSPI3』という問題集を1冊買い込みました。

とにかくスピードに慣れようと、タイマーを1問30秒にセットして問題集を解きまくるステップを1週間ほど続けてみたんです。

これで完璧だと思って11月中旬に中堅のシンクタンクのテストに挑んだのですが、結果はまたしても不合格でした。

単にスピードを上げるだけでは、PCで受験する際の独特な画面構成や操作感に対応できないという新たな壁にぶつかってしまいました。

そんなとき、同じように併願している大学の就活仲間と学食でうどんを食べているときに、テストの仕様についての話題になりました。

友達が「Webテスティングの問題構成って民間特有だし、紙の試験に慣れてると戸惑うよね」とこぼしたんです。

ハッとして調べてみると、私が受けていた自宅受験のテストは「webテスティング 問題構成」というキーワードで、多くの就活生が苦戦しているジャンルでした。

さらに別の友人が「そういえば、非言語で最初の問題が4タブスタート 高得点っていう噂、本当なのかな」と言い出しました。

その言葉を聞いて、私は自分がテストごとの特徴や評価基準を何も知らないまま、がむしゃらに解いていただけだったのだと痛感しました。

テストセンターとwebテスティングで感じた体感の違いについても、実際に両方受けてみて初めて、画面の遷移スピードやメモの取りやすさが全く異なるのだと身をもって知りました。

そこで対策をもう一段階変えて、ネットの就活対策サイトにある無料の模擬テストツールを使い、本番と全く同じ画面環境で練習する手法に切り替えました。

ある日、サイトの体験談を読んでいると「友達にSPI 言語 長文なしのパターンがあるって聞いて対策したら楽になった」という書き込みを見つけました。

公務員試験の文章理解とは全く違う、短文をテンポよく処理していく言語分野のコツがようやく掴めてきたのは12月に入ってからのことです。

これまでの泥臭い試行錯誤が少しずつ形になり、1月中旬に受けた地方銀行や大手コンサルティングファームなど、計6社の本選考に臨みました。

パソコンの画面に向かったときは以前のようなパニックはなく、公務員試験の知識をベースにしつつも、SPI特有のテンポ感で淡々とクリックを進める自分がいました。

劇的に満点が取れたような感覚はありませんでしたが、画面を閉じたときの疲労感は心地よく、やりきった安心感が確かにありました。

2月の頭、マイページを開いて「Webテストを通過いたしましたので、面接の日程調整をお願いします」という文字を見たときは、思わず部屋で小さくガッツポーズをしました。

結果として、冬に応募した6社のうち4社のテストを通過し、第一志望だった公務員試験の一時選考にも民間就活の経験を活かして合格ラインを超えることができました。

公務員の勉強をしているから民間も余裕だと思って大失敗し、何度も不合格メールに傷ついた日々は、正直言ってかなり精神的にきつかったです。

でも、公務員の勉強で培った基礎体力があったからこそ、SPIの「スピード感」というコツを掴んでからは、じわじわと結果がついてきてくれました。

公務員と民間の両方を視野に入れている後輩のみなさんには、私のように「似ているから大丈夫」と過信して、最初のチャンスを無駄にしてほしくないんです。

二つの試験は、使う筋肉が少しだけ違います。

早いうちにWebテスト特有の画面やスピード感に慣れて、両方のいいとこ取りをしていってください。

心から応援しています。

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まとめ

SPIと公務員試験は似ている部分もあれば、違う部分もあります。その違いを理解し、把握することで、試験対策へ繋がります。公務員試験の方がSPIより難しいという点がありますので、併願を希望する学生は必ず試験内容について確認しておきましょう。SPI・公務員試験とそれぞれ分かれている場合もあれば、他の自治体のようにSPIに一本化しましたという場合もあります。就活中、情報収集はとても大事になりますので、どんな時も忘れずに情報を集めていきましょうね。

大手民間企業だけでなく、地方の自治体で働きたいという人もいますし、併願という方法もあります。採用試験内容も時代とともにどんどん変わっていきますし、専門性の強い業種については、SPIではなく従来の試験内容を実施する場合も十分あります。変わらない試験内容にも理由はきちんとあります。どんな試験問題であっても、あなたが毎日コツコツと続けてきた勉強の成果を発揮するだけです。

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と、普通に本選考受けてたらSPIボーダーに引っかかって落ちる層でも受かってたりするので28卒は登録しておかないと損。

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  • この記事を書いた人

就活の名人/菊池英夫

就活に全落ちして就活を研究してたら就活の名人になりました。SNSフォロワー3万人突破。年間500万人が読む就活メディアを運営。2000人以上の就活生の相談に乗ってきました。就活メディアを運営するビューイング株式会社創業。

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