この記事ではSPIと玉手箱の違いをまとめつつ難易度や見分け方についても解説します。
皆さんwebテスト苦戦していませんか?
SPIに玉手箱、tg-webやTALなど…
いくら対策してもキリがありません泣
ESの添削や企業研究、OB訪問に選考など就活には対策したいことが一杯なので対策する時間も取りにくいのではないでしょうか。
ですがwebテストはSPIか玉手箱を使用している企業が殆どです。
SPIと玉手箱は基本的にどの難易度の企業でも、どの業界の企業でも出す可能性がありますね。
ということでwebテストの対策としてはSPIと玉手箱を抑えておけば受ける企業の8割は突破できると思います!
そんなwebテストにおいて重要な存在である二つのテストについてこの記事では以下のようなことを紹介します。
- SPIと玉手箱の違いや見分け方
- SPIと玉手箱の難易度・どちらを対策するべきか?
当サイトでは他にもwebテストについて解説している記事があるのでぜひご覧ください!
SPIと玉手箱の違い
まずSPIと玉手箱の違いを見ていきましょう!
大まかに違いをまとめてみたのでご覧ください。
- 制限時間(SPIは決まっていない)
- 難易度(SPIより玉手箱の方が難しい)
- 出題傾向(SPIは正答率で変化、玉手箱は特になし)
ちなみに玉手箱の性格テストはweb版なら使いまわしが出来るのをご存じでしょうか?
Googleの拡張機能を使っておけば選択肢が保存されて一々選択しなくて済むのでぜひやってみてください。
それでは違いについて解説していきます。
制限時間の違い
制限時間についてはシステムの違い、そして1問当たりの制限時間の違いがあります。
システムの違いというのはSPIのことですね。
SPIは35分、ときっちり決まっているわけでは無く、回答状況によって変化します!
後ほど詳しく解説しますが、正答率が重視されているので正答率が高ければもうやる必要はない、と判断され強制終了したりします。
1問当たりの制限時間はSPIより玉手箱の方が短いです。
SPIは大体1分から2分程度使えるのに対して玉手箱は1分程度です…場合によっては1分無いですね。
時間感覚が違ってくるので注意しましょう。
出題傾向の違い(出題の組み合わせなど)
出題傾向は複雑なので2つに分けました。
まず一つの違いは単元から出題される問題についてですね。
これは玉手箱は一つの単元から類似問題のみ出題され、SPIは一つの単元から複数種類の問題が出されます。
具体的には玉手箱の計数で「図表の読み取り」が出た場合は図表の数値を読み取る問題のみ出ます。
SPIなら読み取りや計算など複数出される、といった形です。
また玉手箱のみですが、出題される単元や組み合わせが企業で設定できるのをご存じでしょうか?
なのでより対策するなら企業ごとの出題を調べるとより効果的ですね。
出題傾向の違い(高得点指標の有無について)
もう一つ出題傾向についてですが正答率の高さがポイントになります。
SPIは正答が続けば問題の難易度が変わってきます。
そのため解けた問題数で判断するのではなく、全体の偏差値で判断され、出題の特徴で得点を推測できます。
これが高得点指標と言われるやつですね。
一方で玉手箱は正答が続いても出題傾向は変化しません。
なので基本的には正答数で判断され、高得点指標はあまり言われないです!
まとめるとSPIは正答率が高ければ出題傾向が難解に、玉手箱は変化しないということを覚えておきましょう。
SPIと玉手箱の見分け方
webテストを勉強する時間は中々ないですよね。
一夜漬けをすることがあるかもしれませんが、そんな時テストが見分けられれば助かりますよね。
SPIと玉手箱はURLの違いによって見分けられます!
SPIは http://arorua.net/ で始まるURLですね。
玉手箱は以下の3つから始まるURLです。
https://web1.e-exams.jp/ https://web2.e-exams.jp/ https://web3.e-exams.jp/
ちなみにwebでなくテストセンターとの案内があればそれはSPIのテストセンター版、玉手箱のテストセンター版はC-GABというので覚えておきましょう。
以上のようにテストセンターで受験する場合はメールを見れば分かります。
SPIと玉手箱どっちが難易度高くて難しい?
これはSPIより玉手箱の方が難しいですね。
制限時間がシビアなこと、そしてテストのテーマの違いが原因になります。
SPIは「短時間での処理能力」を重視しているので中学高校の範囲で出題され、対策が取りやすいです。
公式を覚えれば一夜漬けでもある程度戦えたりします。
しかし玉手箱は「論理的思考力」を重視しているので今まで学習してきたことではあまり対策になりません。
いわゆる地頭が大事な問題が多く、解いたことが無い問題や公式をそのまま使って解けないような問題が中心です…
そのため一般的には玉手箱の方が難しいと言われますね。
ちなみに玉手箱のレベルが高い、ということで商社など難易度が高い企業で採用が多いです。
SPIと玉手箱どっちから対策した方がいい?
これは人によって細かい違いはありますが…
SPIから対策をすることが絶対にオススメです。
理由はいくつかありますが、一番は圧倒的なSPIの採用企業数ですね。
インターンではもちろん、本選考ではテストセンターでの採用をしている企業が体感6割から7割ありました。
具体的なシェアは残念ながら公開されていませんが、中小企業も含め7割が採用している、と言われるSPIを勉強するのは選考の観点から推奨です。
またSPIは難易度が低く、対策も効果が出やすいこと、そしてSPIの対策が玉手箱にも効果的ということも理由です!
SPIは難易度が低く、公式を覚えれば対策が出来るので玉手箱より勉強の時間が少なくて済みます。
つまりコスパがいいんですね。
またSPIの対策で出題範囲も似ている部分があるので直接玉手箱の対策になったり、また処理能力を鍛えることで玉手箱でも素早く解くことが出来ます。
なのでSPIを踏まえた上で玉手箱をやれば選考の観点から有利で、そして効果的ということですね。
適性検査webテスト難易度ランキング!spi/玉手箱/gab/tg-webどっちが難しい?
-
適性検査webテスト難易度ランキング!spi/玉手箱/gab/tg-webどっちが難しい?
続きを見る
SPIと玉手箱のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事ではSPIと玉手箱の違いについて紹介してきました。
どちらもwebテストということで根本的に違いは無いんじゃない?と思われがちですが気をつけてください。
難易度の違いやテストのテーマの違い、そして採用企業の違いなどあるのできっちりと自分の就活戦略を踏まえた上で勉強しましょう。