【28卒】不動産営業はきつい?新卒の年収と向いてる人・やめとけと言われる理由

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【28卒】不動産営業はきつい?新卒の年収と向いてる人・やめとけと言われる理由

結論:不動産営業は、成果に応じたインセンティブ(歩合)があるため、新卒でも若いうちから大きく稼げる仕事です。一方で、ノルマや成果へのプレッシャーがあり、合わずに辞める人も少なくありません。「きつい」かどうかは、会社や営業のスタイルによって大きく変わります。

この記事では、就活の名人の菊池が動画で話している「不動産営業のリアル」をもとに、新卒の年収、きついと言われる理由、向いている人・向いていない人を整理します。厚生労働省の統計で、不動産業の給料や離職率も確認していきます。

この記事でわかること

  • 不動産営業の新卒の年収と、稼げる仕組み
  • 「きつい」「やめとけ」と言われる理由
  • 不動産営業の種類と、働き方の違い
  • 不動産営業に向いている人・向いていない人
  • 入社前に宅建は必要か、学歴は関係あるか

運営者の菊池が、新卒で不動産営業に進むときのリアルを動画でも解説しています。

この動画でわかること

  • 不動産営業の年収のリアルと、稼げる人・辞める人の分かれ道
  • ハウスメーカー・投資用・賃貸管理など、種類による働き方の違い
  • 宅建や学歴は必要か、向いている人・向いていない人

不動産営業の年収はどれくらい?

菊池は動画で「年収のリアルを言うと、ぶっちゃけ稼げます」と話しています。不動産営業は、売れば売るほど自分に返ってくるインセンティブ型の営業が多いからです。動画内の発言では、「1年目、2年目で年収1,000万円の人もいるし、3年目、4年目で3,000万円という人もいる」と紹介しています。もちろん、これは一部のトップ層の話で、全員がそうなるわけではありません。

業界全体の給料の水準を、厚生労働省の統計で確認してみましょう。

年齢 不動産業、物品賃貸業 全産業の平均
20〜24歳 259,600円 232,500円
25〜29歳 292,600円 267,200円
30〜34歳 337,500円 299,500円
35〜39歳 416,500円 328,700円
年齢計 371,600円 330,400円

出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」第2表・第5-1表(男女計、月額の所定内給与。残業代やボーナス、歩合の一部はふくまれない)。

不動産業は、20代前半からすでに全産業の平均を上回り、30代後半では月に8万円以上の差があります。ここには毎月決まって支払われる給料だけが入っていて、ボーナスや歩合の一部は入っていません。成果を出した人は、この表よりさらに多くの年収を得ていると考えられます。

また、菊池は「基本給が30万円を超えるような会社もある」と話しています。不動産業界全体の仕事内容や年収の特徴は、不動産業界に向いてる人と年収の記事で紹介しています。

「稼げる会社」と「稼げない会社」の違い

菊池は、不動産営業を選ぶなら「稼げること」が大前提だと強調しています。「お金を稼ぐために不動産に行くのだから、インセンティブがあまり出ない会社なら行かないでほしい」というのが菊池の考えです。会社を比べるときは、次の点を確認しましょう。

  • 歩合(インセンティブ)の計算方法と、新人でも受け取れるか
  • 基本給と歩合の割合(基本給が低すぎないか)
  • ノルマを達成できなかったときに、ボーナスや給料がどうなるか
  • 社宅や家賃補助があるか

短い動画では、「ある大手の不動産会社では、年間に売る棟数が決まっていて、売れないとボーナスがなく、何年たっても新卒と同じ基本給だけ、という厳しい会社もある」と話しています。稼げる仕組みと、稼げなかったときの仕組みは、セットで確認することが大切です。

不動産営業が「きつい」「やめとけ」と言われる理由

稼げる一方で、不動産営業は「きつい」「やめとけ」と言われることもあります。菊池が動画で話している内容と統計をもとに、理由を整理しました。

理由 内容 会社による違い
ノルマとプレッシャー 売上の目標があり、達成できないと社内で居づらくなることもある ノルマの重さは会社によって大きく違う
新規開拓の営業 テレアポや飛び込み、街頭での声かけなどで、新しいお客さんを探す営業がある 問い合わせがあったお客さんに対応する「反響営業」中心の会社もある
休みが平日になりやすい お客さんが休みの土日に案内や契約が多く、水曜・日曜休みなどの会社がある 最近は土日休みの不動産会社も増えている
稼げない人は辞めていく 成果で給料が決まるため、結果が出ないと続けにくい 研修や先輩のサポートの手厚さで差が出る
離職率がやや高い 菊池も「不動産は比較的、離職率が高い方」と話している 営業スタイルが穏やかな会社は定着しやすい

実際に、厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)」で大学卒の3年以内の離職率を見ると、不動産業、物品賃貸業は36.5%で、全産業の33.8%をやや上回っています。1年以内の離職率も15.2%(全産業は12.0%)です。新卒の離職率の見方については、新卒の離職率と低い企業の調べ方で詳しく解説しています。

ただし、菊池は「不動産はブラックなのか、と聞かれるけれど、そんなことはない」とも話しています。地域密着型の会社や、反響営業が中心の会社など、すごく穏やかな不動産会社もあるそうです。また、意外にも「大手のハウスメーカーのほうがきつい場合もあり、中堅の会社のほうが長く働けて稼ぎやすいこともある」というのが菊池の見解です。

不動産営業の種類と働き方の違い

「不動産営業」とひとことで言っても、扱うものや営業のやり方は会社によってさまざまです。菊池は「不動産は一概に言えない。めちゃめちゃ多種多様で、奥が深い」と話しています。

種類 主な仕事 働き方の特徴(動画内の発言をもとに整理)
ハウスメーカー 個人のお客さんに注文住宅や建売住宅を売る 大量採用の会社が多い。会社ごとにノルマや売り方の色がはっきりしている
土地の売買 土地を仕入れたり、売ったりする 取引額が大きく、成果が年収に反映されやすい
投資用不動産 投資目的のマンションやビルを売買する 「いちばんもうかる」と言われる分野。成長している会社も多い
賃貸管理 マンションのオーナーの物件を管理する 既存のオーナーとのやりとりが中心のルート営業。「働き方はめっちゃホワイト」
空き家・オフィス専門など 空き家の再生、オフィスの仲介やレイアウトなど 法人相手(BtoB)の会社もあり、新規開拓のやり方も違う

菊池が個人的にすすめているのは、働きやすさを重視するなら「賃貸管理の会社」、稼ぎたいなら「投資用不動産」だそうです。また「不動産会社は体育会系でゴリゴリ」というイメージがありますが、「落ち着いた学生さんがいい」と話す不動産会社もあると紹介しています。働き方の穏やかな不動産会社の見つけ方は、不動産ホワイト企業の特徴と見分け方も参考になります。

営業スタイルの違い

営業のやり方も、会社によってまったく違います。

  • 反響営業:問い合わせや来店があったお客さんに対応する。ガツガツした営業が苦手な人でも続けやすい
  • 新規開拓(テレアポ・飛び込み):電話や訪問で新しいお客さんを探す。数をこなす根気が必要
  • 既存顧客へのルート営業:管理しているオーナーなど、決まったお客さんとの関係を深める
  • 街頭での声かけ:現地で看板を持って、通りがかりの人に声をかける会社もある

菊池は「みんながみんな、テレアポを1日何百件というわけではない」と話しています。説明会や面接で、営業のやり方を具体的に聞いてみましょう。

不動産営業の休み:水曜・日曜休みは本当?

不動産営業というと「水曜休み」のイメージを持つ人も多いでしょう。菊池は動画で、「最近は土日休みの不動産会社も増えている。これは本当にそう」と話しています。少なくとも、就活の名人がつながりのある不動産会社では、土日休みの会社が多いそうです。

一方で、菊池自身は「平日休みも意外に悪くない」と考える派です。20代のうちは、平日休みのほうが旅行が安く、遊びに行く場所もすいているからです。結婚して家族ができると土日休みのほうがよい場合もあるので、自分の将来の生活も考えながら判断しましょう。年間休日の考え方は、年間休日120日は多い?の記事でまとめています。

不動産営業に向いている人・向いていない人

菊池が動画で話している「向いている人・向いていない人」を表にまとめました。

向いている人 向いていない人
数字を追って、ガンガン成長したい人 安定を何より重視したい人
いい生活がしたい、旅行に行きたいなど、お金を稼ぐ目的がはっきりしている人 気持ちの浮き沈みが大きく、プレッシャーに弱いと感じる人
負けず嫌いな人 成果で比べられることにストレスを感じる人
人と話すのが好きで、明るい人 人と関わる仕事をできるだけ避けたい人
体育会系の環境で頑張れる人 決まった仕事をこつこつ進めたい人

菊池は「頑張らないで楽してお金がもらえるなら、それは詐欺みたいな話。いい生活ができて給料もいっぱいもらえる分、頑張らないといけない。どちらを取るかだと思う」と話しています。また、不動産の仕事を通してお金持ちのお客さんと仲良くなれたり、不動産の知識が身についたりする点も、魅力として挙げています。

営業そのものが合わないかもしれないと感じる人は、営業がない業界・職種一覧も見て、選択肢を広げておきましょう。

宅建は必要?学歴は関係ある?

宅建は入社前に取らなくてもいい

不動産の取引では、契約の前に「重要事項の説明」をすることが法律で決められていて、これは宅地建物取引士(宅建士)が行います(宅地建物取引業法第35条)。また、会社は事務所ごとに、業務に従事する人の5人に1人以上の割合で、専任の宅建士を置かなければなりません(同法第31条の3、同法施行規則第15条の5の3)。そのため、不動産会社では宅建を持っている人が求められます。

それでも菊池は、「宅建は大学生のうちは関係ない。入っちゃえばどうにかなる」と話しています。多くの不動産会社は、入社後に「いつまでに宅建を取ってね」という目標を決めて、勉強を支援してくれるからです。入社前に取得を求める会社もありますが、多くの場合、入社前に必須ではないというのが動画での説明です。

学歴より「気合いと根性」が見られやすい

菊池は、不動産業界は学歴の幅が広く、比較的入りやすい業界だと話しています。大手のハウスメーカーなどでは、100人、200人とまとまった人数を採用する会社も多いからです。

学歴と不動産営業の関係について、短い動画でも話しています。

この動画でわかること

  • 不動産業界が学歴より実力を見やすい理由
  • ノルマが厳しい会社もあるという注意点
  • 証券やM&A仲介と比べたときの入りやすさ

短い動画では「学歴に自信はないけれど大手に行きたいなら、不動産が第一候補に入る」と話しています。同じように一発逆転を狙える業界として名前が挙がる証券やM&A仲介は、採用人数が少なかったり、学歴が見られやすかったりするからです。菊池は「バカでも入れると言っているわけではない。不動産は気合いや根性がとても大事なので、そこが評価される」と補足しています。ハウスメーカーの就職難易度は、ハウスメーカーの就職偏差値と難易度で一覧にしています。

不動産営業は福利厚生も魅力

菊池が「忘れがちだけれど大事」と話しているのが、福利厚生です。不動産会社は自社でマンションやビルを持っていることも多く、社宅や家賃補助が手厚い会社があります。動画内の発言では、「社宅に1万円で住める」「家賃補助が7割、8割出る」といった会社も紹介されています。

都市部で一人暮らしをすると、手取りの中で家賃が大きな割合を占めます。家賃の負担が小さくなれば、1年目から使えるお金はかなり増えます。給料だけでなく、こうした制度も合わせて比べてみましょう。

不動産業界には、穏やかな働き方の会社から、成果主義で大きく稼げる会社まで、本当にさまざまな会社があります。自分に合う会社を一人で見つけきれないときは、希望の働き方を伝えるとホワイト企業を紹介し、企業の人事に直接推薦してくれる就活の名人エージェントに相談するのも一つの方法です。27卒・28卒向けで、無料で利用できます。

不動産業界とあわせて、ほかの業界の働きやすい会社も比べたい人は、大手・優良企業から厳選した『穴場の優良ホワイト企業100選』も参考にしてください。公式LINEで無料で受け取れます。

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説明会・面接で確かめたいこと

不動産会社は、会社ごとの色がとても強い業界です。菊池も「ここはぜひ説明会に行ってみてほしい」と話しています。説明会や面接の逆質問で、次のような点を聞いてみましょう。

確かめたいこと 聞き方の例
営業のスタイル 「新人の方は、反響のお客様と新規開拓のどちらを担当することが多いですか」
給料の仕組み 「1年目の方のインセンティブは、どのような基準で支給されますか」
新人の育て方 「最初の契約までに、どのような研修や先輩のサポートがありますか」
休み 「定休日は何曜日で、連休はどのくらい取れますか」
定着 「3年前に入社した同期の方は、今も多く活躍されていますか」

聞きにくいことは、OB・OG訪問や座談会で若手社員に聞くのもおすすめです。実際の声を聞くと、求人票だけではわからない働き方が見えてきます。

よくある質問

不動産営業の新卒の年収はいくらですか?

会社や成果によって大きく違います。厚生労働省の統計(令和6年)では、不動産業の20〜24歳の月の所定内給与は25万9,600円で、全産業の平均より高めです。ここに歩合やボーナスが加わり、菊池によれば1〜2年目で年収1,000万円に届く人もいます。

不動産営業はやめとけと言われるのはなぜですか?

ノルマのプレッシャーがある、新規開拓の営業がある、休みが平日になりやすい、成果が出ないと続けにくい、といった理由です。ただし、反響営業が中心の会社や、賃貸管理の会社など、働き方が穏やかな会社もあります。

新卒で不動産営業に入るのに宅建は必要ですか?

多くの会社では、入社前の取得は必須ではありません。入社後に勉強を支援し、期限を決めて取得をめざす会社が多いです。持っていれば有利になることはあります。

不動産営業は学歴がなくても入れますか?

菊池は、不動産業界は採用人数が多く、学歴より気合いや根性が見られやすいため、学歴に自信がなくても大手を狙いやすいと話しています。ただし、大手のデベロッパーなど、学歴が見られやすい会社もあります。

不動産営業は離職率が高いですか?

厚生労働省の統計では、大学卒の3年以内の離職率は、不動産業、物品賃貸業で36.5%(令和4年3月卒)と、全産業の33.8%より少し高めです。会社ごとの定着率も確認しましょう。

まとめ

  • 不動産営業はインセンティブがあり、若いうちから大きく稼げる人もいる
  • 不動産業の給料は20代から全産業の平均を上回る(令和6年賃金構造基本統計調査)
  • ノルマや新規開拓、平日休みなどから「きつい」と言われ、離職率もやや高め
  • ハウスメーカー・投資用・賃貸管理など種類が多く、働き方は会社によって大きく違う
  • 宅建は入社後の取得でよい会社が多く、学歴より気合いや根性が見られやすい

不動産営業は、合う人にとっては若いうちから大きく成長して稼げる、やりがいのある仕事です。「きつい」というイメージだけで決めず、営業のスタイルや休み方、稼げる仕組みを会社ごとに確かめて、自分に合う一社を見つけてください。

  • この記事を書いた人

就活の名人/菊池英夫

就活に全落ちして就活を研究してたら就活の名人になりました。SNSフォロワー3万人突破。年間500万人が読む就活メディアを運営。2000人以上の就活生の相談に乗ってきました。就活メディアを運営するビューイング株式会社創業。

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